先週末はリーグ戦がなかったため、ベガルタもお休みでした。
そのかわりと言ってはなんですが、カシマスタジアムではチャリティマッチが催され、わがベガルタの選手も7人選出されました。
このチャリティマッチは東日本震災のためのものでしたが、被災した仙台と鹿島の選手で構成されるTeas as OneとJリーグからファン投票と推薦で選出されたチームが対戦しました。
そして今回の試合には大きなサプライズが!!
なんとイタリアのスター選手のひとり、アレッサンドロ・デルピエロ選手がTeam as Oneの一人としてプレーすることになったのです。
親日家として知られるデルピエロ選手はJリーグ主催のチャリティマッチのことを知り、自らJリーグに連絡を取り、なんとか参加出来ないかと打診してくれたとのことです。
遠いイタリアでも日本のことを考えてくれるなんて、ほんとうにありがたいですね。
さて、試合ですが、Team as Oneのほうはベガルタの手倉森監督が、Jリーグ選抜のほうは柏のネルシーニョ監督が指揮をとりました。
Team as Oneのほうは手倉森監督が指示を出しているせいか、ベガルタと闘い方が似てましたね。
試合中に解説もしきりに言ってましたが、とても即席のチームとは思えないほどまとまっていたと思います。
簡単に言うと、ベガルタに鹿島の小笠原とデルピエロが加わったのですから、前線の怖さは普段よりさらに増していたのじゃないかと思いますよ。
元日本代表CBコンビである闘莉王と中沢もなかなか前の選手を捕まえられなかったようですね。
数年前まで恒例になっていたオールスターマッチとは違い、この試合では勝負にかける真剣みみたいなものも見られ、特にTeam as Oneのほうは本気で勝利を狙ってましたね。
印象的だったのは、後半右サイドを全力でドリブルする太田の姿。
彼がトップスピードでどんどん上がっていくので、ついにJリーグ選抜の選手は途中で走るのを止め、あきらめてましたよ。
ヨシに至っては、そういった姿勢が実り、最終的にはゴールも決めてたのが素晴らしいですね。
ベガサポとしては前後半を通して、ベガルタの選手たちが続々現れるので、ほんとうに楽しい試合でした。
ただ楽しいと言うだけでなく、前半先制点を取ったのは梁だったし、その後、デルピエロと抱き合って喜ぶ梁の姿を見られたのも嬉しかったですね。
その上、得点したのは梁だけではなく、後半に入ると、デルピエロ、赤嶺、太田ヨシと、大量得点を見ることが出来ました。
デルピエロはいわゆる「デルピエロゾーン」と呼ばれる左45度の角度とはまったく逆の位置からのシュートだったのですが、面白いくらい綺麗にゴールが決まりました。
震災から一年以上経過したとはいえ、復興するまでにはまだまだ時間がかかりそうな現状で、こういう催しものを通して、人々の意識が再び被災した人々とその生活に向かえばいいと思います。
サッカーを通して、今後もこういう呼びかけを行えるといいですね。
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