2009年6月アーカイブ

昨日の札幌戦は宮城スタジアム最終戦だったからなのか、久しぶりに17000人以上の観客を動員することが出来ました。

しかし結果は残念ながら引き分け。

それでも過酷な暑さも含め、負けなくて良かったというような試合だったと思います。

同点弾を決めてくれた中原さまさまですよ。

 

 

それにしても暑い中での試合でした。

黙って座って試合を観ているだけでも、じっとりと汗が肌に浮かんでくるくらいなので、ピッチ上の選手たちはさぞ大変だったことだろうと思います。

そんな過酷な条件のもとでも前半立ち上がりこそは良い動きを見せたのですが、いかんせん時間がたつにつれ、札幌に押し込まれる時間が多くなってしまいました。

 

この試合のもっとも悔やまれる点は、先制点を札幌に許してしまったことでした。

失点した場面はほんとうに「ぽかっ」と点が入ってしまったという感じで、

その後「すぽるたん」で岩本輝雄氏も言っていましたが、失点に繋がったプレーに関しては、ゴールを狙っていたキックかどうかわからない、というのが正直な印象です。

あれはもう事故のようなものじゃないでしょうか。

 

 

失点してしまったベガルタは、その後すぐに中原による同点弾を決めました。

左サイドで梁からのボールを受けた関口が、ドリブルでボールを運び、前線に速いクロスを入れます。

これを前線に張っていた中原がジャンプしながらヘッドで押し込んでの得点となりました。

 

中原の体を投げ出すプレースタイルが活きたのみならず、関口も自分の持ち味を出してのアシストとなりました。

 

 

結局、このあと札幌、ベガルタ両チームともに追加点を決めることは出来ず、引き分けで試合は終了しました。

 

 

炎天下での試合という条件もあって、ほんとうにキツイ試合でした。

勝ちたかったのは山々ですが、試合を観る限りは負けなくて良かったという気持ちのほうが強いかもしれません。

 

ちなみに札幌戦のあとで行われた甲府の試合は、うまい具合に甲府が負けてくれました。

いやあ、ベガルタはツイてる!!!

暫定ですが、現在2位となっています。

来週は大阪でセレッソとの直接対決があるので、プレッシャーをかけたまま大阪に乗り込みたいですね。

そのためにも!セレッソと湘南がどうにか引き分け以下で試合を終わってくれますように・・・

 

 

 

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水曜日はアウェイでの栃木戦がありました。

前節から中二日という過酷なスケジュールですが、とりあえず移動地が比較的近くてよかったですね。

 

結果は21で勝ちましたよ!ようやく!

それも前節復帰したばかりの中島裕希が1ゴール、1アシストという大活躍。

中でも2点目を決めてくれたのはほんとうに嬉しかったですねー。

 

最悪、引き分けもあるかも・・・という思いが、正直よぎった瞬間もありました。

それでも勝ちを手繰り寄せるのは、やはり「勝つ」という強い気持ちなのですね。

いやあ、よかった、よかった。

 

 

なんだか色々うまく行かないこともあるけど、一つずつ勝ち続けていけば、少しずつ問題は解決するんじゃないかと思っています。

ちなみに試合の翌日?には、あたらしいブラジル人FWサーレスの入団も発表されました。

 

わたしとしては永井みたいな攻撃センスのある中盤の選手がもう一人欲しいような気がするのですが、どうなんでしょうか。

最近、大介に守備はおんぶに抱っこというくらい依存している気がするんですよね。

そして永井が疲れたときには、誰が中盤でボールをまわすの?という疑問もあります。

その辺、そろそろ考えて欲しいですね。フロントのみなさん。

 

 

さて、明日、というか今日は宮城スタジアム最後の試合。札幌戦。

暑い一日になりそうですが、しっかり気を入れて応援してきます。

 

 

 

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週末のヴェルディ戦は22の引き分けでしたが、なんともゆるーい試合でしたね。

それでも良かったのは、中島裕希が復帰した上、戦力として十分な動きを見せてくれたことでしょうか。

それ以外は、選手も試合後口々に言っていたように、ベガルタ側にミスの多い試合でした。

 

それでも内容が悪い中、ヴェルディに二度もリードを許しながらも引き分けに持ち込むことが出来たことは良かったと思います。

今年は特に長いシーズンなので、この一点が最後に効いてくるのじゃないかなあーと期待しています。

 

 

それにしても、蓋を開けてみると、ヴェルディ側は随分と攻撃的だったし、前半は特に動き出しの速さが目立ちましたね。

特に前半は、仙台の運動量の少なさ、動きの重さと比べて、格段の差が見えるほどでした。

そのせいで仙台はセカンドボールを殆ど拾えずにボールを回されましたもんねえ。

観ていてなんだかこっちまで疲れてしまいました。

 

 

ヴェルディの選手といえば、現在得点ランキング一位の大黒ですが、彼の瞬間的な速さやボジショニング、裏へ抜ける動きはさすがというほかなかったですね。

なんとなく、見ていて怖さを感じる選手でした。

ヴェルディの選手のシュートのあとは必ず最後までゴール前に詰めていて、ストライカーとしての姿勢がすばらしかったですね。

存在感は外国人選手並・・・というのは褒めすぎかな。

 

 

試合が終わって、現在ベガルタは暫定三位。

二位のセレッソ大阪はなんと負け、すぐ下の甲府は引き分けてくれました。

暫定首位の湘南は勝ったけど、まあ、しょうがない。四位に下がらなくて良かったです。

次こそはすっきり勝って、さっさとセレッソを抜いちゃいましょう。

 

 

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なぜ負けたのか?

という気持ちがどうしても払拭できない週末の福岡戦。

 

後半、ベガルタがゴール前まで攻め込んでいる場面でカウンターを食らい、一発で決められてしまいました。

この得点が結局決勝点となり、ベガルタは連勝をのばすことが出来ず、敗れてしまいました。

 

 

それにしても、この試合は一体なにが悪かったのか?

いろいろ原因は考えられるのですが、細かいことはともかく、全体的にチームがやっていることはそれほど悪くないのではないかと思います。

 

実際、当日福岡の気温が27度を超えていたことを考えると、あれくらいのパフォーマンスが出来たのは及第点に相当するのじゃないかと思います。

 

確かに前半はかなりゆるいゲーム展開でしたが、後半はベガルタが攻め込む時間が多かったし、決定的なチャンスもいくつかありました。

結局、決めるべきところで決められなかったというのが一番の敗因なのでしょうが、そこには「運」も大きく関わっているように思います。

 

特に後半関口が見せたシュートはすごかったですね。

思い切りよく振りぬいた足から放たれたボールは、結構な距離があったにもかかわらず、ゴールを予感させるスピードと威力でゴールに向っていきましたが、

生憎ゴールポストに得点を阻まれてしまうという不運さ。

 

それと中原も大きなチャンスを一度逃しましたね。

どんぴしゃで上がってきたクロスをヘッドで落とし、その瞬間ゴールを確信したにも関わらず、ボールはゴール左に外れていきました。

うーん。

 

何度も言うようですが、こういうチャンスを決めることで中原は選手として大きく脱皮するに違いないのです。

スーパーサブとして不可欠な「なにかをしてくれる」雰囲気は持っているし、現にチャンスは何度も演出する能力があるのですから、あとは決めるだけ!

今決めておかないと、そろそろ復帰する裕希にポジションを奪われちゃうよ!と老婆心ながら思ってしまいます。

 

 

ところで今日のベガルタ以外の上位チームの結果ですが、

なんと湘南が引き分け、そしてセレッソ大阪が負けてくれました。

 

おかしな言い方ですが、両チームともベガルタにお付き合いしてくれたような格好となったわけです。

はっきり言って、「助かった」というのが正直な感想です。

ここで勝ち点差が広がらなかったのは、この先の長いリーグ戦を考えてもラッキーですね。

しかし、逆に言えば、今節ベガルタが勝っていれば、一気に順位をひっくり返すチャンスがあったということでもあります。

 

負けてしまったことは仕方ないので、次節は福岡戦の教訓をしっかり胸に、勝利を決めたいですね。

 

 

 

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週末、FC岐阜とのホーム戦は無事勝ちました。

 

いやあ、しんどい試合でした。

前半にニ得点したのも束の間、後半は一転守備に回る時間が多すぎるように感じました。

後半の試合の進め方については、監督の采配も含め、うーんと唸りたくなる点も多いのですが、勝つことがまずは一番ということで、良しとしましょう。

 

それに岐阜戦で点を決めたのは平瀬とソアレスという2トップ。

今年のベガルタはFWが活躍して得点もしているので、チームがどんどん上がり調子になっているのだろうと思います。

これで負傷中の中島と、累積で出場できなかった中原が復帰するとなると、鬼に金棒じゃないでしょうかね。

 

 

ところで、この試合のMVPはボランチの一方を担う斉藤大介でした。

 

大介は中盤での守備のみならず、中盤から前方への正確なパスで一気に攻撃を加速させることの出来る、素晴らしい選手です。

この試合でもソアレスが決めた一点目も、そもそもは斉藤のキックから始まりました。

センターライン手前から斉藤の蹴ったボールが前線の梁の足元に収まり、そこから梁がゴール前にパスを出し、ソアレスがボールをゴールに流し込みました。

それ以前にも斉藤自身がゴール左前から、またもや正確きわまりないクロスをあげるという場面がありました。

これは生憎ゴールには結びつきませんでしたが、決定的だっただけに惜しかったですね。

 

 

この頃、試合を観ていてよく思うのですが、今年に入って大介はミドルレンジのシュートを打つ機会がとても多くなっています。

大介のシュートが入るようになると、ベガルタはチームとして更にレベルアップするのじゃないかと思います。

そうなると、今年こそは昇格を手中におさめることが出来るんじゃないかなーーーと思っているのですが、・・・

昇格云々という話はまだまだ早いですね。

まずは目先の福岡戦をしっかり戦いましょう。

 

 

とりあえず、四連勝で二位まで浮上しましたよ!!!

 

 

 

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さて水曜日の岡山FC戦ですが、結果から言えば、10で勝利しました。

ところが、この試合は試合内容よりも審判のジャッジのほうが印象に残ってしまうという、あり得ざるべきものとなりました。

 

 

審判の問題はあとで詳しく書くとして、前半は比較的ゆるい感じで始まりました。

わたしは仕事後にスタジアムにむかったため、前半10分過ぎに到着したのですが、ピッチ上の選手はなんとなく体が重いような動きをしていたように思います。

 

あとでハイライト映像を観てみると、何度も決定的なチャンスを作っていて、試合をぐんぐん牽引していたように見えるのですが、現地での印象はちょっと違いました。

勿論、岡山に押し込まれることはあまりなく、ソアレスを中心に惜しい場面がいくつかあったことも事実ですが。

 

 

待望の得点は後半開始直後に生まれました。

またもや決めたのはソアレス!!!

サイドでボールを持つ平瀬がヒールで前方に流したボールをオーバーラップしたパクが受けました。

パクはゴール前左から中央にパスを出し、そこにいた梁がシュートをしたのですが決まらず。

そこでこぼれたボールをソアレスが再びシュートし、それが得点になりました。

 

 

結局このソアレスの得点が決勝点になったのですが、問題の審判の疑惑のジャッジは後半、中原が途中交代してからのことです。

 

プレー中に負傷した中原がいったんピッチを出たのですが、第四の審判に促されてピッチに戻ったところ、審判が指示していないのに戻ったという理由でイエローを貰ってしまいます。

 

そもそもこの審判は中原が負傷して倒れているのにも気づくのが遅く、試合コントロールがうまく出来ていませんでした。

このコントロールの稚拙さにベガルタサポーターとしては不満に思っていたため、審判に対するブーイングがありました。

審判としては、このブーイングに対して苛立ったということがあるのかもしれません。

 

その上、中断になっていたプレーを再開してすぐのこと、前線でボールを受けた岡山の選手に中原がボールを奪いに行ったのですが、なんとこのプレーにイエローが再び出され、レッド判定となった中原は退場することになってしまいました。

 

 

帰宅してから確認のためにビデオチェックもしたのですが、これはどう見てもカードが出るようなプレーではありません。

はっきり言って、これは自分の権力を笠に着た未成熟で稚拙な審判の判定でした。

こんなレベルの審判が毎回判定するようじゃ、日本のサッカーのレベルは上がるわけないと思います。

この試合でジャッジをした審判は、深く反省した上で何度も試合のビデオを観て、後学の糧にして欲しいと思います。

 

 

選手たちが試合後に語ったところによると、中原退場後は選手一丸となって守備を固める意思の一致があったということです。

確かに試合終了直前は全員が守備につき、よくボールをコントロールして一点を守りぬくことが出来たと思います。

後半のロスタイムが6分もあったことを考えれば、選手たちはよく頑張りました。

 

 

それにしても、この試合は今シーズン最低の試合コントロールのもとに行われたと、改めて言わざるを得ません。

そんな最悪の状況の中でも勝利を掴んだベガルタは、言って見れば勝者のメンタリティを得つつあるのかもしれないと言う事も出来るかもしれません。

 

いろいろ腹の立つことはありますが、チーム状況はどんどん良くなっているし、この怒りを引きずることなく、次は気持ちよい内容と結果で試合を決めたいですね。

 

 

 

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先週末の試合は完勝しました!

内容、結果ともに最高で、今期最高得点の5点を取った上、無失点!

いやあ、言うことなしですね。

水戸の監督も試合後に「完敗だ」と言っていました。

第ニクールをこういう試合で始められるなんて幸先いいですねえ。今後も楽しみです。

 

 

この水戸戦においては、ソアレスの先制点が試合の流れを決定づけたように思います。

前半の早い時間にベガルタはフリーキックのチャンスを得ますが、これを蹴るのは当然キャプテンの梁勇基。

ゆるい弧を描いてゴールに向ったボールを、ゴール前にいたソアレスが足の甲にあててのゴール。

難しいシュートだったと思うのですが、よくゴールに結び付けてくれたなあと思います。

 

 

この先制点のお陰でベガルタは随分と余裕をもって戦えるようになりました。

水戸が仙台陣地に攻め込んでくる時間帯もありましたが、CBの二人を中心によく守り、折を見てカウンターを仕掛けます。

そして二点目はこのカウンターから生まれました。

 

 

パスをサイドに流れて受けた梁が前線で粘り、DFをじっくりひきつけた上でゴール前にパス。

その時ゴール前にはボールを要求する平瀬の姿がありました。

平瀬は梁のパスに反応し、ジャンプしながらの技アリシュートで得点。

どんどん連携が良くなるのが目に見えて分かるようになってきました。

 

 

前半はこれにくわえて、さらに一点の追加がありました。

またもやソアレスの個人技が光ります。

後方から長いパスを受けてドリブルで切れ込んでいくソアレス。

DFを引き連れながら、前から来るGKをうまく避け、落ち着いてボールをゴールマウスに流し込みます。

 

なんだかソアレスがやっていると簡単至極に見えるのですが、ドリブルであれだけ長い距離を走って、DFにまったく追いつかれないというのは相当の速さだと思いますよ。

そして場数を踏んでいるからこその落ち着き。

ブラジル人らしいゴールシーンだったと思います。

 

 

後半はさらにパク、関口が得点を決め、終わってみれば50という完勝でした。

 

今回は交代も含め、文句なしの試合だったと思います。

欲を言えば、前半だけで3点リードしていたので、もっと早い時間にFWを交代して欲しかったかなあ。

でもソアレスは特にハットトリックすらしかねない雰囲気だったんですよね。

西山と中原をもっと長い時間見たかったけど、それも仕方ないような気もします。

 

まあ、お楽しみは水曜日!ってことで!

 

 

 

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