さて水曜日の岡山FC戦ですが、結果から言えば、1-0で勝利しました。
ところが、この試合は試合内容よりも審判のジャッジのほうが印象に残ってしまうという、あり得ざるべきものとなりました。
審判の問題はあとで詳しく書くとして、前半は比較的ゆるい感じで始まりました。
わたしは仕事後にスタジアムにむかったため、前半10分過ぎに到着したのですが、ピッチ上の選手はなんとなく体が重いような動きをしていたように思います。
あとでハイライト映像を観てみると、何度も決定的なチャンスを作っていて、試合をぐんぐん牽引していたように見えるのですが、現地での印象はちょっと違いました。
勿論、岡山に押し込まれることはあまりなく、ソアレスを中心に惜しい場面がいくつかあったことも事実ですが。
待望の得点は後半開始直後に生まれました。
またもや決めたのはソアレス!!!
サイドでボールを持つ平瀬がヒールで前方に流したボールをオーバーラップしたパクが受けました。
パクはゴール前左から中央にパスを出し、そこにいた梁がシュートをしたのですが決まらず。
そこでこぼれたボールをソアレスが再びシュートし、それが得点になりました。
結局このソアレスの得点が決勝点になったのですが、問題の審判の疑惑のジャッジは後半、中原が途中交代してからのことです。
プレー中に負傷した中原がいったんピッチを出たのですが、第四の審判に促されてピッチに戻ったところ、審判が指示していないのに戻ったという理由でイエローを貰ってしまいます。
そもそもこの審判は中原が負傷して倒れているのにも気づくのが遅く、試合コントロールがうまく出来ていませんでした。
このコントロールの稚拙さにベガルタサポーターとしては不満に思っていたため、審判に対するブーイングがありました。
審判としては、このブーイングに対して苛立ったということがあるのかもしれません。
その上、中断になっていたプレーを再開してすぐのこと、前線でボールを受けた岡山の選手に中原がボールを奪いに行ったのですが、なんとこのプレーにイエローが再び出され、レッド判定となった中原は退場することになってしまいました。
帰宅してから確認のためにビデオチェックもしたのですが、これはどう見てもカードが出るようなプレーではありません。
はっきり言って、これは自分の権力を笠に着た未成熟で稚拙な審判の判定でした。
こんなレベルの審判が毎回判定するようじゃ、日本のサッカーのレベルは上がるわけないと思います。
この試合でジャッジをした審判は、深く反省した上で何度も試合のビデオを観て、後学の糧にして欲しいと思います。
選手たちが試合後に語ったところによると、中原退場後は選手一丸となって守備を固める意思の一致があったということです。
確かに試合終了直前は全員が守備につき、よくボールをコントロールして一点を守りぬくことが出来たと思います。
後半のロスタイムが6分もあったことを考えれば、選手たちはよく頑張りました。
それにしても、この試合は今シーズン最低の試合コントロールのもとに行われたと、改めて言わざるを得ません。
そんな最悪の状況の中でも勝利を掴んだベガルタは、言って見れば勝者のメンタリティを得つつあるのかもしれないと言う事も出来るかもしれません。
いろいろ腹の立つことはありますが、チーム状況はどんどん良くなっているし、この怒りを引きずることなく、次は気持ちよい内容と結果で試合を決めたいですね。
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