明日のホーム戦を控えたときになんですが、土曜日の川崎戦は素晴らしかったですね。
今年の主力として期待大だったマルキーニョスの退団と柳沢の負傷がありながら、ベガルタは川崎フロンターレを相手に2-1で勝利することが出来ました。
前半の布陣はというと、赤嶺1トップでトップ下に梁、SHに太田と関口を同時で使うという変則的なものでした。
試合自体も雨の中で行われたため、どうなることかと心配していましたが、前半はなんとベガルタの主導権で試合が進みます。
ベガルタは前半から主にセットプレーでチャンスを作ります。
一度、梁のFKから次郎がヘディングで、あわや得点と言う場面を作りましたね。
コレはほんとうに惜しかった!!!
川崎もボールをゴール前まで運ぼうとしますが、前半ベガルタの守備はほんとうに集中していて、中村憲剛を中心に仕事をさせません。
ところが!!!
前半終了直前に川崎にゴールを許してしまいました。
ゴール前左側で山瀬にボールを持たせてしまい、彼が絶妙なパスをゴール前に出します。
ボールが丁度林の死角に入ってしまったのか、簡単にゴールに流し込まれてしまいましたね。
痛恨の一撃でした。
後半は一転して、川崎の猛攻が続きます。
ベガルタは早々に交代をし、中島を投入することで2トップに形を取りました。
これが功を奏し、70分過ぎにペナルティエリカ付近でこぼれたボールを太田がトラップし、右サイドからシュートを打ちます。
このシュートは普段だったらとてもゴールにならないだろう弱いものだったと、あとで太田自身も言っていましたが、この日はうまい具合にゴールネットに吸い込まれていきました。
自宅で試合を見ていた我が家は、一斉に歓喜に包まれました。
このプレーで太田は脚をつり、晋伍と交代します。
太田の得点のあともゲームは拮抗したまま続きますが、後半終了3分前、ついにベガルタにチャンスが訪れます。
ベガルタがCKをとり、梁がゴール前中央に美しいクロスを蹴り上げました。
そのボールを受けて再び次郎がヘッドでボールをゴールに向けて叩き付けましたが、今度はボールがゴールネット右端に突き刺さりました。
相手GKはまさに一歩も動けないと言う完璧な得点場面でした。
結局、この次郎の得点が決勝点となり、ベガルタが勝ち点3をもぎ取りました。
この日のベガルタの選手たち全員の戦う姿が、おそらく宮城の多くの人を勇気付けたのではないだろうかと思います。
明日も是非、浦和に勝って、宮城の希望の星でありつづけて欲しいですね。
川崎フロンターレって素敵なチームですよね↓
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