さて、昨日の続きです。
浦和戦後半。
後半に入ると、流れはやや浦和ペースになります。
ベガルタはじっくり守ってカウンターのチャンスを虎視眈々と待つ、という感じでしょうか。
ベガルタ側にはウィルソンの豪快なミドル?シュートなどがありました。
ウィルソンはゴールしたことでさらに調子が上がったような感じでしたね。
そして試合がついに動いたのは、
浦和の選手がベガルタ陣内でGKにバックパスをしました。
このボールを西川がコントロールしようとした瞬間、走り込んでいた赤嶺が突っ込んでいきました。
赤嶺の触れたボールはころころとゆっくりゴールネットに吸い込まれていきました。
なんと、ベガルタが思いもよらない形で三点目を決めました!!
そのあと、試合は一進一退のまま進みます。
70分台に一度、コーナーキックから大きなチャンスがありましたが、得点には至らず。
しかし、このあとベガルタの守備の時間が長かったですねえ。
でも全員での守備が集中していたこともあって、怖いと思う瞬間はあまりなかったように思います。
ほんと、守備がしっかりしている時のベガルタは強いですね。
さて、浦和に押し込まれる時間が長かった後半ですが、ついに浦和に引導を渡す時間がやって来ました。
アディショナルタイム直前、太田にかわって村上が入ります。
この村上がなんと、やってくれましたよ。
ゴール左志度からのクロスを真ん中ほどで受けた村上が、そのまま自分でゴールへ持ち込もうとしました。
一発目のトラップは少し長くて、つっこんできた浦和DFとぶつかり、よろけながらも、村上はゴールへ向かいます。
そしてシュート!!!
村上の蹴ったボールは西川の脇を通り抜け、見事ダメ押しの四点目となりました。
この瞬間、ユアスタは笑いと喜びに揺れましたね!!!
かくいうわたしも、村上の名前を叫びながら、笑いが止まりませんでしたよ。
ゴールを決めた村上はベンチの選手たちのところへ駆け寄り、彼を囲む選手たちがみんな、村上のパフォーマンスを讃えて、バンバン頭を叩いていました。笑
かつて若い頃にベガルタに在籍し、チームを離れてからも、片時も忘れずにいてくれた村上。
その彼が貴重な経験を数多く積んだのちに、再び帰って来たユアスタでゴールを決めたのです。
サポーター、監督、選手たち全員にとって、そして村上にとっても特別な一点でした。
結局、この後も浦和は得点できず、試合は4-2でベガルタの勝利となりました。
ベガルタは勝ち点3を積みましたが、順位は13のまま変わらず。
しかし、この勝利は今後のチームにとって大きな影響を与えるでしょうね。
ベガルタはようやく本来のチームになったなと思えるような一戦でした。
いやあ、ほんとうに、勝利ってすばらしい!!!!!
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