首位に踏みとどまった

 

土曜日はホームにて磐田戦がありました。

暫定首位のベガルタと二位の磐田の首位決戦という、大一番でした。

 

 

2008年に入れ替え戦で敗れて以来、なにかと因縁のついてまわる磐田ですが、この日磐田サポーターの皆さんが東北を力づけるような横断幕を持ってきてくれました。

去年の震災から、サッカーを介して多くの人たちが東北を応援してくれています。

ほんとうにありがたいですね。

改めて、ありがとうございました。

 

 

さて、試合ですが、久しぶりにミスの多い試合というのが第一印象でした。

磐田が強いのは分かってましたが、それ以上にベガルタのミスが目立ちましたね。

特にGKの林は持ち味である冷静沈着と正確なフィード...のはずなのに、なんだか浮足立ったようなプレーが多かったように感じます。

もちろん、普段のパフォーマンスが素晴らしいからこそ、ちょっとのアラが目立ってしまうんですけどね。

 

 

そんなわけで、ベガルタは立ち上がり磐田の攻撃にさらされますが、間一髪のところでうまく凌ぎました。

全体的にはセンターバックが中心に前田をうまく封じていたと思いますけどね。

でも審判の不可解なジャッジも手伝って、歯車がちょっとずれていたという感がありました。

 

 

それでも調子が悪いながらも、ベガルタは関口やウィルソン、赤嶺などが絡みながら磐田のゴールを脅かします。

特にウィルソンは惜しいシュートが前半だけで二本ありましたね。

得点してからは特にコンディションがキレキレと言う感じで頼もしい限り。

 

 

前半はお互い0-0のまま、後半に突入。

 

後半すぐにベガルタに歓喜の瞬間が!!!

左サイドでボールを受けた赤嶺からのパスを中央で待っていたウィルソンがシュート。

先制点!!!

と思ったのもつかの間、なんとオフサイドでした。

 

この判定は今でも怪しいと思っています。なにしろ疑惑のジャッジの多い試合でしたからね。

後学のためにも、どこかでしっかり検証して欲しいなと思います。

 

 

この直後にもまたまたチャンスが来ますが、ワンチャンスをものにしたのは磐田のほうでした。

左サイドから入ったクロスをゴール右で待っていた選手に押し込まれてしまうのです。

 

林も懸命にキャッチしていたようで、観客席で観ている限り、ゴールではなかったのかなという安堵の雰囲気が流れました。

しかし、これは結局カウントされ、先制点となってしまいました。

 

 

でもこれで終わらないのが、今年のベガルタの強さ。

ピッチ中央でウィルソンが粘って出したパスを、走り込んできた関口が受けて、シュートに持ち込みます。

関口はDFを引き連れながらも冷静にGKの動きを見て、ボールを流し込みます。

 

関口はこれがなんと18か月ぶりのゴールだそうです。

得点直後、ウォーミングアップしていた柳沢を筆頭としたサブの選手たちや監督が関口を抱きしめてましたね。

 

 

これで試合の流れはベガルタに・・・と思いきや、またまたピンチがやってきました。

ベガルタの守備陣の間にぽかっと空いた穴にフリーの選手が入り込み、なんでもないところで、なんでもないような失点をしてしまいました。

ああ、危ないと思った瞬間に失点してしまうなんて、この頃のベガルタでは考えられないことですね。

 

 

試合の残り時間はもはやわずか、敗色濃厚という雰囲気でしたが、アディショナルタイムは5分。

これなら得点出来る!

と思ったところで生まれたゴールでした。

 

菅井の長いフィードを受けたウィルソンが胸トラップでボールを落とし、それを自ら左足で振りぬいてのシュートでした。

このボールがゴールネットを揺らし、試合終了間際での同点弾が決まりました。

まさにラストチャンスを見逃さない、素晴らしい攻撃でしたね。

 

 

結果こそは引き分けでしたが、ベガルタのコンディションが悪い中でも負け試合を引き分けまでも持っていくというチームの強さが見えた試合でした。

もちろん、失点場面はすべて自らが生み出したピンチだったので、修正箇所はたくさんあるのですが、負けなかったことはシーズン終盤になって大きく響いてくるだろうと思っています。

 

 

しかも、引き分けたことによってベガルタは暫定首位にとどまることも出来ました。

次こそは気持ちよく勝ちたいですね。

 

 

 

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このページは、杜都法律事務所が2012年4月 9日 13:21に書いたブログ記事です。

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