週末はアウェイにての富山戦がありました。
富山といえば、中島裕希!
しかも、地元出身の裕希はプロ入りして初の富山戦ということで、否が応でも試合は盛り上がります。
当日は母の日ということもあり、裕希のご家族や友人たちも応援に駆けつけたみたいですよ。
ところで、カターレ富山といえば、ベガルタについで失点の少ない守備の堅いチームです。
その富山の守りをいかに崩すかというのが、ベガルタの大きな課題でした。
それが蓋を開けてみれば、前半開始40秒でベガルタが得点するという快挙!
この得点は富山凱旋を果たした中島裕希によるものでした。
背後から入った菅井の長いクロスをトラップした裕希が富山のDFと競り合い、倒れながらもそのままボールを流し込むという、気合の入ったゴール。
結局、この裕希の一点が試合の流れを決定したといっても過言ではないと思います。
残念ながら裕希はこのプレーで脚を傷めてしまい、5分程度で交代せざるを得なくなりました。
ところが、裕希のかわりに入った田中康平もまた、このあと点を決めるのですから、素晴らしいですね。
ゴール前で梁からのパスを受けた康平が、くるりと回転しつつシュートという得点場面でした。
このあと、またもや前半の間にベガルタはもう一点追加します。
今度はゴール前で梁が永井にパスを出し、再びボールを貰ってシュートという、流れるようなゴールシーンでした。
ところが後半に入ると、ベガルタ側にはアクシデントが起こります。
まず、後半頭からパクにかわって田村が入りました。
そして、それに続いて今度はエリゼウが脚を傷めてしまいます。
これはほかの選手との接触で傷めたわけではなく、ボールを蹴ったときに傷めたようです。
エリゼウはこれまで攻守にわたって大きな貢献をしてくれている選手なので、彼の離脱は痛いですね。
取り敢えず富山戦は、直樹がCBの位置に入り、中盤には斉藤大介が入りました。
直樹が安定したプレーをしてくれたため、その後もベガルタ側は試合をコントロールしたまま無失点で試合を終えることが出来ました。
内容、結果ともに素晴らしい出来だったと思います。
ところで、試合中に負傷した三人の選手の怪我の結果が出ました。
中島裕希は右膝内側側副靭帯損傷で、全治4週間。
エリゼウは右膝関節屈筋腱損傷で全治2週間。
パクは左外閉鎖筋炎で全治2週間。
彼らの戦線離脱はチームにとって痛いですが、チームはこれまでになく好調の波に乗っています。
怪我をした選手たちのかわりに入った選手たちが、力を発揮してくれるだろうと信じています。
むしろ、これまでベンチに入らなかった選手や控えにまわっていた選手たちがチャンスとばかりに活躍してくれるといいですね。
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