最近、宮城県の近県の市役所において、1ヶ月1回の法律相談を行いました。
ここ数年、自己破産の申立や個人再生の申立の相談が、全相談件数6、7件のうち毎回必ず1、2件はありましたが、今回は自己破産等の債務整理の相談は1件もありませんでした。
平成18年の司法統計(最高裁判所発行)によれば、破産事件、小規模個人再生、給与所得者等再生の事件数は以下の通りです。
平成18年度自己破産新受
仙台地裁 3,540件(本庁のみ2,313件)
福島地裁 2,200件
盛岡地裁 2,339件
平成18年度小規模個人再生新受
仙台地裁 338件(本庁のみ245件)
福島地裁 391件
盛岡地裁 172件
平成18年度給与所得者等再生新受
仙台地裁 129件(本庁のみ90件)
福島地裁 107件
盛岡地裁 66件
平成19年度の統計は未だ発表されておりませんが(例年8月発行)、平成20年4月現在では、これらの件数は相当に落ち着いた状態になっているものと思われます。仙台地裁について言えば、破産事件は減少傾向にありますが、小規模個人再生は増加傾向にあります。
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